SOHO'S REPORT
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1998年10月8日/学校の情報化について

私は現在教育業界に携わっています。数年前まで教育現場(=学校)では、パソコンの導入も少なく、情報化が遅れた業界でした。ところがここ数年、教育業界にも情報化が急激に行われています。
情報教育が重要視され各学校には整備計画にもとずいて20台から40台のコンピュータが配備されています。
そのコンピュータはネットワークにつながり、授業や地域での活用が始まっています。私はこの教育業界の情報化にSOHOが積極的に参加、ビジネスとして活動することがさらなる活性化につながると考えております。また、情報化の進展によりSOHOが活躍できる舞台が整いつつあります。

(1)SOHOが普段活用している機器が導入されている。
学校のコンピュータ教室はサーバ、ルータ、ハブ等SOHOの標準的な機器で構成されている。
→コンピュータ教室の立案、構築、サポート、運営管理等で適切なアドバイスができる。

(2)SOHOが得意な分野が教育に必要とされている。
パソコンを使った調べ学習、創造活動が盛んである。情報をいかに入手するか、それをどう判断するか、また、いかにして活用し、自分の意見を発信するかが重要になっている。
→メディアやネットワークの活用に長けたSOHOがお手本となり、活用支援やコンテンツ制作ができる。

(3)SOHOが活躍するための予算がある。
・教育情報通信ネットワークの整備等  十四億九千五百万円
・光ファイバー網による学校ネットワーク活用方法研究開発事業  六億五千八百万円
・教育情報化推進指導者養成研修 五千八百万円
・インターネット関連技術の教育利用の総合的実証研究  二千三百万円
 (文部省の平成11年度概算予算要求より)

教育業界を例にとりましたが、情報化をキーワードに活性化を目指す業界、地域は沢山あります。そのなかで、SOHOが特徴や利点を最大限に活用して積極的にビジネスとして関わることにより継続的な発展に貢献することができると考えております。業界の分析と把握をしっかりおこなえばビジネスチャンスはまだまだひろがると考えております。私のモットーは「高い志、良い仕事には必ず仲間と支援の輪が広がる」です。次回は国際交流事業をレポートします。
これから是非よろしくお願いします。




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