SOHO'S REPORT
Backnumber
1998年10月15日/国際交流事業について

SOHOアジアはアジアの交流を指向する自治体・学校・関係機関へのコンサルティング・事業支援サービスを行う団体として今年の4月に設立しました。

私は最初は九州でのSOHOのネットワークをつくりたいと考えていました。
そこでSOHOWESTの塩見政春さんに「SOHO九州というネットワークを作りたい。そして、
SOHOWESTと連携して活動したい」と相談しました。私はSOHOWESTの会員でもあり、
塩見さんとは以前より教育問題や国際交流事業の在り方、SOHOの活動等幅広い分野での
意見交換をさせていただいておりました。

私はアジア交流をSOHOを基点としてビジネス化する構想をもっており、また、九州がアジアのゲートウェイとして国際交流イベント、研究会、シンポジウム、民間ボランティア等が盛んなことを察し、塩見さんから「SOHOアジアにしては?」とご提案を頂きました。

また、活動にはプロフェッショナルなネットワークが必要ですので、塩見さんと国際情報リサーチ/海外アウトソーシング/世界40ヵ国語コミュニケーション(翻訳/通訳/交渉)を行っているWIPの上田輝彦さんに参加して頂きました。

この「SOHOアジア」という名前にしたことが「なぜアジアなのか?」「なぜSOHOなのか?」をしっかり考える良い機会になりました。

「なぜアジアなのか?」という問いに関し、“アジア的価値”という観点からその必要性、重要性を検討しました。アジア的価値観として共通するものに価値の多元性を容認する、調和を大切にすることがあると思います。それは、情報化が進展した社会においてネットワークの構築や協業体制に有用だと考えました。
また、「なぜSOHOなのか?」という問いに関し、SOHOをパーソナルな活動のキーワードとして捕え“パーソナルネットワーク”という位置付けにしました。また、事業として確立するためには継続性、発展性が重要なポイントです。

そのためにはビジネスが推進エンジンであり、SOHOがその重要な役割を担うと考えています。
そして、アジア交流に積極的な大学の先生、各種団体の方にご賛同を頂き、設立しました。

私たちは現在、国際交流を親睦から多面的で重層な関係を構築することを目標に活動しています。異文化や異なる国の人々と対等に触れ合い、理解し、協力しあって新しい文化やビジネスを作る。活動の拠点(中心)として、ノウハウの共有化、ネットワークの構築、人材の育成をし、積極的に情報を発信できる仕組作りが必要と考えています。

活動の一環として「SOHOアジアニュース」というメールマガジンを毎月10日頃+不定期で発行しています。SOHOアジアニュースは、国際交流を親睦から地域創造に発展させるというテーマを考え実行するためにアジアの最新情報をお届けしています。最近では7月に福岡で開催されましたアジア太平洋こども会議の「ネットワーク会議」に札幌のネパールの留学生の方に参加していただきました。(アジア太平洋こども会議とは、10年前に福岡で開催した「よかとピア」から始まった企画で、アジアと太平洋の40の国々から11才のこども親善大使10名ずつ福岡に招いて交流を図るイベントです。

「ネットワーク会議」は「これからの世界におけるアジアの役割について」をテーマに3ヶ所の関連国からの留学生との共同TV会議ミーティング、そこで出てきた意見や会場風景をその場でHPにアップするというものです。)

SOHOアジアニュースでは国際交流事業に関し活動希望をご登録頂いており、ご登録頂いた方には個別に情報を御提供させて頂いています。

■事業内容
コンサルティングサービス
・国際化戦略の策定事業
・姉妹提携等の相手先の分析・選定・ご提案
・国際交流研究会の開催
・アジア留学生のグループインタビュー

事業支援サービス
・翻訳・通訳事業
・海外観光客のコンサルティング事業
・国際イベントプロデュース事業
・海外情報調査





メールはこちらまで。
image1.gif
soho asia トップページへ