私は、現在の仕事の前は、某電機メーカーのインダストリー部門に所属していました。そこで、半導体（セミコンダクター）等の電子部品を通信機メーカーに販売、カスタム開発する営業をおこなっていました。そこで、わかったこと は、半導体の技術レベルは現在相当すごいということです。技術的には、現在でもすごい製品をつくりだすことはできます。すごいというのは、つまり、小型軽量であったり、高機能であることを意味します。製品となるかどうかはそれが量産化されてコストがさがるかどうかにかかっています。つまり、市場が そういった商品をほしがっているかどうか、需要があるかどうかがポイントに なります。 SOHOは市場としてはまだまだこれからだと思います。しかし、現在でもメーカーがSOHO向けとしてルーター等のネットワーク機器を開発しています。NTTで もSOHOの調査がおこなわれているとききます。SOHOが現在多種多様のため、 SOHO人口を正確に把握できないと思いますが、市場としてできつつあるのではと思います。また、SOHO向けに開発された機器は、学校や家庭等で活用されているのでそのように考えると相当な需要があると思います。 私は、そのような現状より、今、声を大にしてSOHOに必要且つ便利なものを開 発してもらうよう主張する時期にきているのではないかと思います。インキュベーションオフィス、安い通信費、 ネットワーク機器、各種サービス等いろいろ要求はあると思いますが、SOHOが実際に活用する中で、意見をいう。新製品の開発につなげてもらう。それが、ひいては、他の分野での応用にもつながり、SOHOが社会にはたす役割というものが明確化すると思います。 各SOHOのネットワークにより、SOHOのための提案をおこなう。これが、SOHO市場を確定し、 発展させるものになるのではないかと思います。 |
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