現在、学校にパソコンが設置、インターネットに接続され、様々な形でSOHOが活躍する舞台ができつつある。今回は、学校現場の実態についてレポートします。 あるコンピュータ活用で有名な先生がパソコン活用のモデル指定校に呼ばれました。それは、 「パソコンの先進的な授業をしてもらいたい。」ということで した。その先生は喜んで赴任してきました。先生は生徒にホームページを作成させ、創造性を伸ばすことと、インターネットで調べ学習をすることを考えていました。 ところが、学校のパソコン室を調べてみると、古いPC-98が20台あり、Win3.1が動いているだけでした。早速、納入業者にWin98にバージョンアップするよう依頼しました。 しかし、その業者の回答は古いパソコンなのと今までのソフ トが使えなくなるのでやめた方が良いですよということでした。 先生はそこで、業者の力を借りず、独力でパソコン室を改造しようと思いました。先生の熱意により、なんとかある程度の予算を確保しました。そこで、ルータを1台と、メモリ、ハードディスク、Win98を台数分購入しました。ちょっと動きが遅いのですが、なんとかWin98を動かすことには成功しました。ホー ムページ作成ソフトは自腹で買いました。 次はネットワークです。LANボードは最近2,000円程でありますので購入は簡単だと思っていました。ところが、古いPC-98には安いLANボードが使えません。何と1枚10,000円程度もします。 台数分をそろえるには相当な金額になります。古い部品程高いのです。消耗品での購入を考えていた先生は難しくなりました。そこで、先生は企業であまっているLANボードを譲り受けることを考え依頼しました。何枚かは、もらえましたが、まだ、足りません。 パソコンのリサイクルは今後皆が考えていかなければならない重要な問題です。 企業、学校、SOHOの相互間で上手に活用できる仕組作りが必要だと思います。 今回は、パソコンの知識が豊富にある先生の活動をレポートさせていただきま した。 学校の状況は大なり小なり同じようなものです。パソコンの知識があまりない学校も多くあります。SOHOがコーディネーターとして学校のパソコン活用に積 極的に参加することが必要だと思います。SOHOの皆さん、是非お近くの学校や教育委員会と話しをしてみてください。ビジネスとしても面白い活動ができると思います。 今、学校現場に必要とされているのは、パッケージ型のグループウェアのカスタム開発だと思います。この件にご興味のある方は、私、飯盛迄 （n-isagai@sa2.so-net.ne.jp）ご連絡下さい。 是非、意見交換等させて頂きたいと考えています。 |
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