私は、いくつかの新聞社からKPG(九州SOHOパートナーグループ)の設立に ついて取材を受けました。その中でもY新聞社の記者は、九州のSOHOの特集記 事を書くために、綿密な調査をしていました。 九州のSOHO事情について十分な知識をもっている記者との会話は楽しく、取材は、1時間半にもおよびました。その中で、面白い質問をいくつか受けました。 記者は、読者にわかりやすい見出しをつけたいと思っているようでした。 記者「九州SOHOパートナーグループにタイトルをつけるとすれば何でしょうか?」 私 「う〜ん。やはり、“志と自律”のネットワークですね。」 “志と自律”のネットワークでは、読者にわかりにくいと思われているようで した。そこでさらに、 記者「専門を持った技術者の集まりですよね。」 私 「そうですね。ただ、これからSOHOを目指す方も参加されています。KPGはそういった方を 育てていくことも考えています。」 記者「これから、どのような活動をお考えですか?」 私 「事業共同組合化などの法人格の取得を視野にいれた活動を行っていきたいと思っていま す。」 記者「今のSOHO事業者には何が足りないと思いますか?」 私 「う〜ん。いろいろあるので、いいにくいですね。今の九州でいえば、KPGのような人脈を構築 する場が足りなかったと思います。」 このやりとりからついた見出しが「個人の力を結集、法人化も」というものでした。さすがに記者は要点をついていると思いました。 この「個人の力を結集」と同時にKPGでは“地域貢献”をおこなうことが大 切だと考えています。 例えば、地場の企業の情報化を支援するといった事業に積極的に取り組むこと等です。 それだけでなく、九州の地域情報化のけん引役を意欲的に取り組みた いと思います。 そうすることにより、KPGの存在意義、立場などが明確になると考えています。 私は、文化経済学会九州設立準備委員会に参加しています。 この文化経済学会というのは、経済活動の分析に文化的要素を考慮するというものです。 ちょっ とわかりにくいのですが、久留米大学の経済学部長によると「経済活動は豊か さを求めることから美しさを求めるようになっている」とのことです。 これをSOHO事業者にあてはめると「Web製作は、単に目的に応じたものを作成 するのではなく、 その美しさも問われる」ということになるのでしょうか。 この文化経済学会九州設立準備委員会でもKPGを中心としたWebの製作を提案し ました。 これからのKPGの活動の中心は、「個人の力を結集」と「地域貢献」になっていきます。 |
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