SOHO'S REPORT
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1999/06/03 文化経済学はいかが?

SOHOで、仕事を継続的に受注しようと思うと、自分の専門性に磨きをかけることが重要です。
これは、今までの社会が学歴社会であるとするとSOHOは 勉強社会で勝ち抜くことが要求されることになります。

KPG(九州SOHOパートナーグループ)でも講師の紹介を事業化することを検討しています。
その事前準備として、KPG内で講師を養成しています。 1回目はDTPの講座を行いました。
また、次回は、Web作成の講座を予定し ています。この講座は、好評で、これをもとに更に発展した事業も計画されています。 こうしてみると勉強して自分の専門性を磨きたいという方SOHOには多いこ とがわかります。また、その重要性を実感されている方も多いと思います。

私は、最近面白い学会の設立委員になりました。それは、「文化経済学九州 部会」です。
文化経済学を簡単に説明しますと経済を考えるとき、単に経済行動を分析するのではなく、文化活動も考慮しなければばらないというものです。

代表的な例が建築です。クライアントは、単にやすくつくることのみ求めてはいませんよね。
久留米大学の経済学部長によりますと、経済活動も豊かさを求めることから美しさを求めることになっているということです。

月曜日の尾形さんの記事に 「そろそろ世の中も「目に見えないものに対してお金を払う」ように変わっていかなければいいものは出来ないし、動かなくなるという事に気がつきつつあるのではないだろうか。」とありましたが、この答えの1つに文化経済学があるのではないかと思います。
例えばWeb制作や写真は、単なる価格のみで考えるのではなく、その技術や美 しさも考慮します。それを学術的に研究するのが文化経済学です。

SOHOの方で、学術的なものに興味がある方は、文化経済学はいかがですか。
面白い調査、研究ができると思います。






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