私は、メーカーと契約することにより仕事を行っており、私自身は仕事をとりにいっていません。そこで、今回の「仕事の取り方」というテーマを数名の “九州”で活動するSOHO事業者に尋ねてみました。 皆さん、「人脈が一番重要です。」と答えられました。 脈を創り、その方から紹介されたという形態が、受注に結びつきやすいとのことでした。 私は、Webプロデュースやデザインの世界では、「能力と経験」が重要だと 想像していましたので、これにはちょっと驚きでした。 もちろん、これは、地方都市の特殊性があるのかもしれません。 「人脈を創る」というテーマで私がまず思い出すのが、『てんびんの詩』とい う映画です。 「商売」の原点を伝えるといわれ、ビデオが約3万本売れ、16ミリフィルムでの自主上映も2000回ほど行われ、新人社員の研修では引っ張 りだこです。私も社員研修や職場懇談会などで数回みました。簡単に内容を紹介しますと、滋賀県大津市5ヶ所町は日本ではじめて楽市楽座を開いた町であり、近江商人の成長・儀礼を通して人間としての生き方を描いたものです。 「人脈を作る」ということについて参考となる場面が沢山あり ます。詳しくは一度御覧下さい。 単に名刺交換しただけでは、人脈と呼べないことが理解できると思います。 また、せっかく知り合った人との繋がりをいかに保つかという点も重要です。 「人脈を創る」ことと関連するのが、「固有のビジネス習慣を理解する」ことだと思います。 実際に仕事をするときには、“暗黙のルール”を知っていなければならないことがもあります。 私が属している教育業界は特にこのローカルルールが多く、新規参入者や業界の発展を阻止している大きな要因となっています。この“固有のビジネス習慣”は、国際化や情報化などの変化の激しい時代に、今後どのようになっていくのか興味深いものです。 |
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