SOHO'S REPORT
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1999/09/09 ハウステンボスで考えた!

先月、長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」にいった。 ハウステンボスはオランダの街並みを再現した国内最大規模のリゾート施設と して一九九二年三月にオープン。
私の住む久留米市からだと、高速をつかい1 時間半の距離である。
個人的には、身近な海外旅行だと思っている。

http://www.huistenbosch.co.jp

今回は、初めてハウステンボス内のホテルに宿泊した。
夏休みイベント「地球がステージ―世界の祭」が華やかに繰り広げられていた。
五大陸から約十カ国の歌や踊りが集結。フラメンコ、サンバ、タヒチアンダンスなど世界のリズムが街全体を包み込んでいた。また、ホテルの部屋からゆっくりとオーストラリアのウオータースキーチームによる迫力あるパフォーマンスショーをみることができた。

会場の運河は、迎賓館をバックにした最高のロケーション。フラッグを手にした女性たちの華麗な滑り、フリースタイルジャンプ世界チャンピオンの回転技など、トップレベルの演技を間近にみることができた。

夏の夜には欠かせない花火やレーザー光線もゆっくり楽しめ、ハウステンボスを満喫するためには、園内のホテルに宿泊するのがベストだと思った。
なかでも、新しい発見は、今回、ヨットのクルーズをしたことだ。大村湾は波が静かで、帆走するのに最高である。また、海からみるハウステンボスの景色も最高で、オランダ語で「森の家」という意味が初めて理解できた。 また、ハウステンボスは、単なるテーマパークではなく、環境との共生も目指している。10月には、環境共生住宅見学会も催される。
私は、今回の旅行には、満足であった。

しかし、テーマパークを取り巻く環境は厳しい。
一九九八年度の入場者数は、 二・○%減の四百三万千人であった。

ハウステンボスは町である。(実際に地名もハウステンボス町になっている。)警察も郵便局もあれば、タクシーやバスもある。早朝の開園前の様子は、まさに生活している町そのものに感じられた。

そのような視点で町をみていると建物だけがあって中が使われていないところが結構あることに気付いた。これは、私の推測であり、本当は何かに使われているのかもしれない。
もし、ハウステンボスで空いている部屋があるならば、 SOHO事業者にレンタルオフィスとして利用してもらうというのはいかがであろう。もちろん、1週間とかの短い期間に限ったことになるであろうが。 海外で仕事をしたい、また、環境の良いところで仕事をしたいという希望をも っている方は沢山いると思う。その両方を短期間であってもかなえてくれる、オフィスになる。
私は、個人的にここで仕事がしたいと思ったのだが、皆さんはいかがだろう。






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