SOHO'S REPORT
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1999/10/07 SOHO学は成立するか(2)?

前回、SOHO事業者の社会への定着、育成のためには、SOHOを既存の学問 と照らし合わせて体系的にまとめ、カリキュラムとしてカテゴリーをつくるべきではないかと提言した。

SOHO事業者の出現の背景には、「情報化社会の進展」「労働形態の多様化 」「雇用体系の構造変化」が考えられる。
これに付け加えるならば、ライフスタイルの多様化(選択の幅が広がった)であろう。
外部環境の変化に対応するために内部環境を変化させるコアを戦略という。
そのためには、人材の育成が重要課題になる。SOHO事業者を成立せしめた社会環境の変化に対応する人材を育成するのが、現況の急務である。

私は、SOHO学としては、経営学、経済学から社会科学まで、幅広い分野が必要であろうと考えた。そこで、前回、既存の学問より「起業論」「メディ ア論」「ネットワーク組織論」に分類した。

今回は、このようにしてつくったカリキュラムや教材をどのように活用すべきかについて論じたい。私は、できるだけ若い方につかってもらうのがよいと考える。
つまり、 SOHO的な独立心旺盛な素養は、なるべく若いうちに育むべきだと考える。

●幼児教材
●小、中学生向け教材

の二点である。
特に、小、中学生向けの教材は、「総合学習時間」で取扱うのがよい。また、座学中心ではなく、なるべくパソコンを活用したり、外部講師を招聘すべきだと考える。ゲーム感覚を取り入れれば、教育の効果とともに、学校の活性化にも寄与できるのではないか。
教育関係者の方、いかがであろう。

今回も積極的に意見交換をしたいと思いますのでメールにて御連絡下さい。






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