SOHO'S REPORT
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1999/12/09 眠っているパソコンはありませんか?

カーネギーメロン大学の研究では、アメリカでは1985年から2005年までの20年間に、三億二千五百万台のパソコンが廃棄され、そのうち五千五百万台が処分場に埋め立てられたという。
また、日本の廃棄パソコンも2002年には 五百七十万台に達すると予測される。
この数字をみると廃棄パソコンを資源問題として捉えたり、リユースとして 再利用することの重要性を考えさせられる。

しかし、それ以前の問題として企業や家庭で眠っているパソコンがあるのではないかと思っています。テレホンカードが机の奥で眠っている金額がすごいものになっているという記事を以前みたことがある。それと同じように、まだまだ十分使えるのに置いたままになっているパソコンがあるのではないか。

最近、ある会社のシステムプランを立てました。そこには、3台のパソコンが ありました。尋ねてみると1台はDTP用に、1台はインターネット用に使っていました。しかし、もう1台は、皆何にも使っていないとのことでした。 新しいMacintoshが入ったので、何にも使わなくなったとのこと。Power Mac7200でしたので、何ともったいないと思いました。

また、そこの社員の方が、3年前に自分でパソコンを買ったが、つなぎかたがわからず、そのままになっているといってきました。私がみせてもらうとPower Book5300とプリンタはキャノンのBJC-455Jでした。今この原稿を書いているパソコンは、Power Book190ですので、何ともったいないことだと嘆きました。

パソコンがよく売れている今、このことは、よくあるケースではないかと考えています。
SOHO'S REPORTの読者にはいないと思いますが、まわりでそのような方をみつけられましたら、何とか有効活用できる手段を考えませんか?



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