SOHO'S REPORT
Backnumber
2000/06/01 IT時代に必要なものとは?

私が、パソコンを最初に習ったのは、会社の新入社員研修会のときであった。 HDDも装備されておらず、AドライブにフロッピーのMS-DOSを入れて立ち上げ、Bドライブにアプリケーションソフトを入れてコマンドを入力して作業をするといったものであった。それでも、ロータス1・2・3のマクロでクリーニング屋さんの伝票発行システムをつくったものであった。

それから、仕事でパソコンの設定をすることが多くなり、オートエグゼックやコンフィグシスを何回もいじっていた。 パーティーションがどうだの、ディレクトリがどうだのといつもいっていた。

最近はもちろんそんなことはしていない。いろいろな技術がすごく便利になったものだと思ってしまう。 パソコンの基本操作や設定だけでなく、昔は難解であったアプリケーション、例えば、データベースなんてものも簡単に作成できるツールがでてきた。

新しい技術がでてきても昔の技術はもう役に立たないとはあまり思わない。 なぜなら、昔の技術はパソコンの仕組みを理解できたと思うし、その基礎があって現在の技術にもついていけることがある。

これから、IT技術というのは、確実に重要なものになると思う。 しかし、グローバル化と経営革新が急速にすすんでいる今、SOHO事業者には英語と経営能力がもとめられているのではないかと思う。

逆にいえば、これからは、「IT技術、語学力、経営能力」をもったSOHO事業者が求められる時代になるのかもしれない。



メールはこちらまで。

soho asia トップページへ