SOHO'S REPORT
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2000/06/15 シンガポールの事業家との交流

今月の23日からシンガポールにいく。今回は、ビジネスの基盤をつくりたいと考えている。
また、17日には、シンガポールの日本人事業家と福岡で打ち合わせをする。
来月は、福岡市役所主催のシンガポール企業との商談会に出席する。

私は、はやくからシンガポールに注目し、ビジネス交流につながる活動をして きた。
情報化社会の中、IT技術とグローバル化が注目されている。
シンガポールには様々な観点から、情報化社会に適応した国だと考えている。

シンガポールは独立以来、資源をもたない国として、貿易、人材育成にノウハウを蓄積してきた。インターネット時代のビジネスモデルは持たざる強い経営を可能にする。
参考になる事例は多い。

公用語が、英語とマンダリンなのも強みである。この2カ国語を自由に話せることは、スピードが要求されるインターネット社会で優位な位置を保てる。

シンガポールは多文化社会でもある。インターネット社会では「グローバル・スタンダード」と
「各国の歴史的・文化的条件の違い」の調和が重要な命題に なってくる。 シンガポールの
リー・クアンユー前首相は「文化は宿命である」という。 文化の違いを無視した「普遍性」の
押し付けは受け入れられないと主張する。 多文化社会であるシンガポールには、インターネット社会のよい参考事例になると考えている。

シンガポールに注目する理由はまだまだ沢山あるが、実際にビジネスを通していろいろなことを学び取っていきたいと考えている。






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