地域の情報化の推進についていろいろと提言してきた。グローバルスタンダードに対応できる体制つくりと地域の個性を発信できる仕組み作りが大切だと思 う。 情報化社会が進展する中、方言はどうなっていくのかが興味がある。 個人的には方言は地域のえくぼ(魅力)として残っていくことを期待する。 それは、方言で言えば、自分の気持ちを正確にあらわすことができることと、 他の地域で地元の方言をきくとやすらぎを感じることがあるからだ。 私は、佐賀市生まれで現在、久留米市に住んでいる。はじめは、久留米弁がわからず、 苦労(?)したが、現在は積極的につかうようにしている。 憶えてみると使うのが面白い。 例えば、「〜だそうだ」という語尾を久留米では、「〜げな」という。久留米市役所では、印鑑証明が機械で取れることを、「印鑑証明が取れるげな!」と書いてあったりする。 久留米弁がわからない人がみたらどう思うだろ うか。しかし、私は親しみやすく良いのではないかと思う。 また、佐賀テレビでは番組の間に「にわか劇場」というショートコントを放送している。 ここでは、方言をつかった笑いを提供している。 久留米でも放送されており、実は久留米の人にも好評である。 例えば、スッタンダギー、ツーツラツーなど、皆さんおわかりになられるだろ うか? ツーツラツーの使い方の一例は、下記である。 「今日は、道がすいていたので、ツーツラツーってこれたよ!」 近くに佐賀県の方がいらっしゃれば、意味をたずねて下さい。 コミュニケーシ ョンのきっかけにもなりますよ。 方言はまた、地域の歴史に関係していることも多い。 これから、地域の情報をインターネットで発信する仕事もSOHO事業者に多く まわってくると予想されるが、「方言を通して考える地域の特性と歴史」という こともネタにしてもらえればと考えている。 |
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