先週、福岡市経済振興局が主催した「シンガポールITセミナー」に参加した。 テーマは高速通信ネットワーク「シンガポール・ワン」である。 講師として情報通信分野で 最先端の研究を行う「ケントリッジ・デジタル研究所」の主席研究員を迎えて開催された。 ケントリッジ・デジタル研究所 http://www.krdl.org.sg ケントリッジ・デジタル研究所は、数多くのベンチャー企業を輩出している。 スイス・ローザンヌに本拠を置くビジネススクールである国際経営開発研究所(IMD)が まとめた恒例の国・地域別国際競争力調査で、シンガポールは総合部門で2位である。 「シンガポールは長期的な発展戦略を採用し、先進的なエレクトロニクス関連インフラを 活用して、知識集約型経済を発展させてきた」とIMDはシンガポ ールを評価している。 シンガポール・ワンとは、「One Network Everyone」をテーマにした高速通信ネットワーク である。 シンガポール・ワン http://s-one.net.sg 「シンガポールは資源のない国である。水でさえも他国から買わなければ ならない。 だからこそ、人材の育成とIT技術で世界No.1を目指したいのだ」。 主席研究員のMr.Robet Churの言葉が心に響いた。 IT革命に対する国民の意識という点でもシンガポールに見習う点が多いのではないかと 思った。 |
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