SOHO'S REPORT
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2000/10/05 ナレッジマネジメント

教育とインターネットについて、私は以前より遠隔教育について調べていた。学校での取り組みも多く事例がでてきた。福岡市の小学校と奈良の小学校と博物館との多地点間接続による遠隔授業や短期大学のロータスラーニングスペ ースを活用した授業など事例の詳細に分析した。

そして、ネット活用のモデルとしていろいろなところで紹介していった。 初めは、「そんな取り組みをしている学校があるのか」と驚かれたものであるが最近では、いろいろな情報が報道されているので、どのように対応していこ うかと検討するところも多い。また、今後は、ネット定額制の普及にともない 家庭向けのサービスも始まっている。フェーストウフェースでないことのデメリットもいわれているが、時間と場所を選ばないというメリットもあるので、上手くミックスした成功事例が多くでてくることを望む。

今後は、教育分野にナレッジマネジメントのシステムがどうはいっていくかを研究したいと思っている。それは、教育とインターネットを考えるのに大切な 要素はコンテンツの中身と効果的な活用法だと思うからである。 ナレッジマネジメントは教育とインターネットを効果的に活用するのに欠かせない存在ではないかと思う。 また、ナレッジマネジメントのシステムは教育と馴染みが良いように思われる。 しかし、実際の現場、特に公教育での活用の成功事例はまだまだこれからという状況ではないかと思う。

教育とインターネットの利用は「どのようにしてより効果的なものにするか」という道具としての活用法を問われる時代になった。






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