以前報告した「ふくおかギガビットネットワーク構想」に関していち早く久留米で研究会が立ち上がっている。 私も参加している久留米IT戦略構想委員会は福岡県の「IT県民会議」に久留米の現状を踏まえ、ふくおかギガビットネットワークの活用を提言することを目的としている。 ふくおかギガビットネットワークは10年間企業に無料で貸し出すことが予定さ れている。しかし、それを地域がどのようにして有効活用するかが重要なポイントとなる。私は、個人的には学校、特に小、中学校での活用を期待している。 久留米は現在でも4分の1の学校にCATVによるインターネットの常時接続がなさ れているという。 ギガビットネットワークになると画像や音声の配信が容易になる。 「調べ学習」として様々な地域と結んだ(例えば遺跡や博物館など)リアリティあふれた授業展開が可能になる。 また、シンガポールで行われているような教材をデジタル化し、ネットで配信 するのも良いと思う。地域の歴史に関することをデジタル化して関連の情報と リンクできるようにするのも面白い。 SOHOに関しては、インフラの整備がどれくらい魅力になるのかを問われている。 つまり、久留米にギガビットネットワークが安価で利用できる環境ができればSOHO事業者の 方は久留米にオフィスを持ちたいと思うだろうかということである。これは、他の要因もあるので、 一概には言えないが、SOHO事業者の競争力 が上がるとは言えそうである。 ギガビットネットワークは面白い取り組みであるので、是非各地や関連の団体 などで十分な 審議をしてほしい。 |
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