最近、講演や執筆が多くなり、「飯盛さんは何をされる方ですか？」と聞かれることがある。 もともと私は、学校や中小企業の情報化をパソコンのシステム 構築（LAN）を中心に企画、 設置していた。 また、導入先の教育も担当していた。 それから、イントラネットやWebと連携したシステム企画が多くなり、さまざ まな技術者 （デザイナー、プログラマーなど）とのコラボレーションが増えた。 そこで、SOHOネットワーク をどう有効に活用するかを考えるようになり、現在に到っている。 SOHOネットワークによるコラボレーションを行っていると、だんだん私の役割がコンセプト メイキング、ITマネジメント、人材育成、プロモーション戦略と いったところになってくる。 デザインなどは、できれば面白いだろう、クリエーターとよばれたいなどと思い、たまに チャレンジするのであるが、プロの作品をみていると自分のセンスのなさにいやな思いを してしまう。 それは、さておき、そういった仕事柄、中小企業の社長さんとじかにお話する 機会が多い。 その時は、インターネットの特徴を理解していただける様努力している。 インターネットを 現状の商売の延長線として捉えるか、インターネット的な特徴を生かして新しい戦略をたて るかのどちらかを選ぶことによって大きく 結果が違ってくる。 インターネットは参入障害が低いのが特徴であるので、初期投資、ランニングコストにお金 がかからない分、大した実益もないという状況の中小企業が多く 存在することを実感する。 実店鋪でできない顧客サービスをインターネットであれば可能なことが多い。その技術的 なテクニックも多く開発されてきた。 大切なのはインターネットの特徴を理解して本気で 活用しようとする社長さん の思いである。 本気でWeb制作に取り組もうという姿勢、意志が あれば面白いものがつくれる 時代になっていると思う。 |
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