シンガポールにきて印象的だったのは、日本の有名な牛丼チェーンの店の広告ポスターで ある。 それは、ブギスジャンクションのSEIYUにいく途中にあるのだが、西欧の美女が にっこりしている写真と牛丼の組み合わせなのである。 私は、この広告に批判的なわけで はなく、逆に意外さに新鮮な思いがした。日本でもやってみたら良いのにとさえ思った。 (もしかして、日本で同じ広告 があったらごめんなさい。) 私は大学生の時、社会学を専攻していて牛丼の確立されたイメージに興味があり、ゼミで 「牛丼やに女性客を増やすにはどうすれば良いか?」というテーマ を取り上げ、実際に牛丼 の運営会社までインタビューにいったりした。 その頃は、女性は牛丼やに入りにくいという イメージがあったのだ。(現在で はそうでもないのだが。。。)確立したイメージがあるから、 かえって女性が興味をもつなど面白い傾向もあった。 そのように大学時代から興味のある 対象だったので、シンガポールでのこの広告に強い関心をもったのである。 今回の件は、企業イメージや商品イメージを地域によって異なる戦略をとっているという 事例とみることもできるであろう。 これは、ポスターという地域向けのメディアであることが 成立条件になっていたのだが、インターネットの世界ではどうであろう。 インターネットは地域にも世界にも情報発信できるツールである。 ホームページは企業や 商品のイメージを多くの方につたえることができる。 企業や商品は地域によっていろいろな イメージをもっている。 ホームページを制作する側の私達は、このようなことを踏まえて、 戦略的な提 案をすることも一つの方法と思う。 |
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