日本にいる時は、日本語のOSで英語のホームページをみることや電子メールを英語でやり とりすることにそんなに不便をすることがなかった。 海外にいる日本人が、日本語のOSが インストールされているパソコンを探して いるのをよく耳にしたが、そんなに不便なのだろう かと、あまり、ピンとはこ なかった。 しかし、シンガポールにきて自分で実際に英語版のWindows95を使ってみて不便さを実感 した。 まず、IMEをインストールすることから日本語環境を整えることは始まる。 IMEをインストールしてもWordとメールで日本語の変換ができるだけである。 Excelに入力するときには、Wordからコピーアンドペーストで貼り付けるという ぐましい努力 が必要であった。ホームページもEncodingでJapaneseを選ばないと文字化けしてしまう。 日本から送られてくるメールに添え付けられているExcelなどのファイルもフ ァイル名が 日本語だとファイル名が何かがわからない上に開くこともできない。 何とか別名をつけると 開くことができる。このテクニックは日本人だから可能であるが、現地の方は、何が送って きたかもわからないし、また、開くことも できないので、そのままほうっておかれることに なる。 フリーソフトやシェアウェアなどで日本語のものはたいてい動かなかった。 今度、Windows2000の英語版にかえてみた。 多国語サポートであるので使い勝ってが向上するのではないかと期待していた。 多国語サポート 60 言語以上の文字セットを表示および編集できるビルトインサポート。 つま り、異なる言語で作成されたプログラムを 1 つのバージョンの Windowsで 実行できることになります(Microsoftのホームページより) 今回は、非常に快適である。まだ、日本語のファイル名のものは開くことはできないが、 表示はちゃんとできている。Excelでも日本語が使える。 インターネットの発展により、国際化が進み、ますます英語と母国語を両方活 用しての コミュニケーションが重要になってきている。 その際、OSが多国語をサポートしていること はとても大切なことだと思う。 |
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