SOHO'S REPORT
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2001/04/19 マネジメント

シンガポールのIT関連の技術者と話しをすると彼らは、大学にマネジメントの勉強をしてい
たり、または、これから勉強にいこうと思っているものが多い。 彼らは、「技術者だからこそ
マネジメントを学ばなければならないのだ。」 という明確な意思をもっている。もちろん、
マネジメントの資格をもっていると転職のときに給料や待遇面で有利にはたらくということが
ある。 しかし、これからのコラボレーションによるワークスタイルには、「マネジメント能力」
というものが問われる時代になっているのではないだろうか。

私もコンピュータの仕事にかかわったときは、一応「技術者」であった。まだ、 MS-DOSの
時代でソフトのインストールやLANの設定などが、中心であった。そ の時は、ほとんど1人
か、台数が多いときには、単純作業を手伝ってもらう程度でやっていた。しかし、パソコンが
一般的なものとなり、インターネットが普及すると仕事量の増加と新技術への対応のために
チームを組んで仕事をする必要がでてきた。そのうちにIT導入のプランを担当して技術的な
ことから離れることが多くなり、ITコーディネータという活動にかわってきた。

マネジメントに関することは、もともと関心があったためコーディネータという仕事には重要
だと実感していた。 シンガポールにきて、IT技術者が同じことを考えていたことに驚いた。
SOHOのように専門能力をもった個人の集まりには、プロジェクトをマネジメン トできる
コーディネータが必要だとよくいわれる。 SOHOのネットワークを志向される方は、この
マネジメントも勉強されてはいか がであろうか?






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