SOHO'S REPORT
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2001/06/14 年齢とコラボレーション

皆さんは、何歳まで働きたいと思いますか?
また、例えば40代は何をしたいというビジョンはありますか?

会社勤務の場合には、出世というものがあり、何歳で課長、何歳までに部長になれば
取締役になれるなどと自分の仕事内容の予測がつく。課長職以上は管理 職としての
マネジメント能力が問われる。また、定年退職というものもあり、退職金とあわせて自分の
ライフスタイルを計画立てることができる。

SOHOはすべて自分で考え決断していかなければならない。 自分の好きにできるという
自由さがあると同時に、しっかりとした目標と信念をもたないと流されてしまうという危うさも
ある。 自分の能力を発揮できることや収入を得ることをメリットにすることは、もちろん大事
なことであるが、長いスパンでみて自分がどうなっていきたいかの明 確なビジョンを持って
おくこともSOHOにとっては大切なことであろう。

私は、20代は自分も技術者としてLANの構築の作業を行っていた。 30代になり、LANの
計画を策定する仕事が増え、自分で実際に作業する時間が少なくなってきた。SOHOの
コーディネートという新しい仕事をするようになった。今後は、さらにすすめてプロジェクト
マネジメントの能力を磨きたいと思 っている。
また、人材育成や地域活性化にも協力したいと考えている。 自分で意識的にやりたい
仕事にシフトしていっているつもりである。

個人の成長とともにSOHOのネットワークも成長する必要がある。 最初は、仕事を
「だす-もらう」という垂直な関係から始まっても、将来は、多層的で水平なコラボレーション
型に発展していくことが望まれる。 その中で自分に求められる役割にも厚みが増してくるで
あろう。

年齢を経ることによって、より新しい分野にチャレンジしたいと考える方もいるであろう。
その際にSOHOのネットワークが効果的に働くものであってほしいと思う。






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