SOHO'S REPORT
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2002/01/24 シンガポール物語(4)

シンガポールでの生活も2年目に入り、いろんなネットワークができ始めてきた。今年は、この
ネットワークを実際に活用して新しい行動を起こしたいと考えている。(内容については追々)

私がこれまでに知り合った人々は、単身で働きにきている人、シンガポール人と結婚し、永住権を持っている人、駐在員の妻で働いている人、駐在員の妻で専業主婦の人、自分で起業している人、起業するために目下修行中の人等々だ。

その中でも特に、シンガポールの日系企業で働く現地採用の人々の多くは、「日本人として」の資質を要求され、日本にいる時よりも更に日本的なことを要求されている。
現地のスタッフには理解してもらえないものが出てきた場合、日本人駐在員と現地スタッフの間に挟まり、本当にストレスにさらされている。
これでは、せっかくこちらにきてもがっかりという人も少なくない。

そんな中、夢をもってシンガポールにやってきて、その夢を実現するまでは、何があっても負けない、という人に出会うと本当に嬉しい。頑張っているのは自分だけではないと思えると、心強いものだ。こういう時、一人で頑張るより仲間がいた方がいいなと思う。

先日、来星5年になるという日本人女性に出会った。「自分の店をもつのが夢だ」と彼女は言っていた。どんな小さな事でもおろそかにしない、彼女の働き方には敬意を表したい。
誰でも真似のできることではないと思うからだ。

「世の中不景気でいい話しなんて何にもない」と言う前に自分で何ができるか考えてみよう。
万人平等に与えられているものは時間だけ。1日24時間の使い方はその人次第なのだから。






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